2015年10月28日水曜日

私のメダカ保護活動

私なりにメダカを飼育するにあたって少しだけですが、信念があったりします。

① 一度飼育を始めたら最後まで責任を持って飼育する。

② 最後まで責任を持てない人には譲らない。

③ 水槽内の環境破壊しない繁殖

 

当たり前のことかもしれませんが・・・水槽内で飼育したメダカは、100匹放流して、内10匹が野生に帰化したからと言っても、それは保護活動とは言えない気がします。

たとえば、仮にアフリカの象が沢山増えたとします。インド象の生息地域では少なくなっているので増えすぎたアフリカ象をインド象生息地域で放し飼いする。同じ種類だからと軽い感じでの飼育と放流は間違ってるのでは?とも思ってしまいます。

私の近所の水路でも生態系の破壊によって残念ながらメダカの数が急激に減っています。 

確かに新種メダカの魅力はあります。繁殖もやろうと思っています。ただ『自然を壊さない』と言う信念だけは持って活動しようと思っています。

                   

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   Wikipedia:ウィキペディアから引用

 

絶滅危惧と保護活動

絶滅危惧となった経緯

かつて日本では、童謡めだかの学校」にも歌われたように、小川にはごく普通にメダカの群れが見られた。しかし、1980年代あたりから野生のメダカが各地で減少し始め、姿を見ることが難しくなった。減少の主な原因は、農薬の使用や生活排水などによる環境の悪化、護岸工事や水路の整備などによる流れの緩やかな小川の減少、繁殖力の強い外来種ブルーギルカダヤシなど)による影響が挙げられている。また、メダカは水田のような一時的水域に侵入して繁殖する性質が強く、近年の農地改良に伴う用排分離により、用排水路から繁殖時に水田内に進入することが困難になっていることが特に致命的となっており、メダカの繁殖力を著しく削いでいる。
こうしたメダカを取り巻く環境の変化により、1999年2月に環境庁(当時)が発表したレッドリストにて絶滅危惧II類(VU)環境省レッドリスト)(絶滅の危険が増大している種)にメダカが記載され、メダカは2003年5月に環境省が発表したレッドデータブック絶滅危惧種として指定された。身近な生き物だったメダカが絶滅危惧種となったことはマスメディアにも大きく取り上げられ、日本各地で保護活動が活発に行われるようになった。

メダカの地理的変異と保護活動の問題[編集]

しかし、絶滅危惧種であるメダカを守ろうとする保護活動が、メダカの遺伝的多様性を減少させる遺伝子汚染という新たな問題を起こしている。
メダカの生息水域ごとの遺伝的な違いは詳しく研究されており、アロザイム分析により遺伝的に近いグループごとにまとめると、北日本集団南日本集団に大別される。2007年8月のレッドリスト見直しの際は、メダカの絶滅危惧II類(VU)の指定が「メダカ北日本集団(Oryzias latipes subsp.)」と「メダカ南日本集団(Oryzias latipes latipes)」の2つに、2013年2月の第4次レッドリストでは、「メダカ北日本集団(Oryzias sakaizumii )」と「メダカ南日本集団(Oryzias latipes)」の2つに分けて記載された[9]。北日本集団と南日本集団は遺伝的には別種といってよいほど分化がみられるが、飼育下での生殖的隔離は認められておらず、両者の分布境界にあたる丹後・但馬地方ではミトコンドリアDNAの遺伝子移入が確認されている。この大きな遺伝的分化は少なくとも数百万年前には発生していたといわれている。アロザイム分析によれば、南日本集団については生息している水域ごとに「東日本型」、「東瀬戸内型」、「西瀬戸内型」、「山陰型」、「北部九州型」、「大隅型」、「有明型」、「薩摩型」、「琉球型」の9種類の地域型に細分されるとの結果がでている。さらに、ミトコンドリアDNAの解析からもこれらの水域ごとに遺伝的な違いが検出されている。
絶滅危惧に指摘されたことで、にわかに保護熱が高まった結果、こうした遺伝的な違いなどへの配慮をせずにメダカ池やビオトープ池を作り、誤って本来その地域に放流すべきでない他の地域産のメダカや、観賞魚として品種改良を施された飼育品種であるヒメダカを放流した例が多数ある。実際に、関東地方の荒川利根川水系に生息する個体群のほとんどは、瀬戸内地方や九州北部に分布するはずのメダカであることが判明している。ひどいところでは、誤ってカダヤシをメダカのいる池に放流してしまった例もある。
現在は、地域ごとに遺伝的に大きな多様性を持った地域個体群の局所的な絶滅の進行が危惧されており、遺伝的多様性に配慮した保護活動が望まれている。メダカの保護には生息地の保全がまず重要とされ、安易な放流は慎むことが求められる。生態系全体を考慮したうえでやむを得ず放流が必要な場合は、日本魚類学会が示した「生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン」などを参考にしつつ、専門家の意見を聞くべきである

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%80%E3%82%AB#.E7.B5.B6.E6.BB.85.E5.8D.B1.E6.83.A7.E3.81.A8.E4.BF.9D.E8.AD.B7.E6.B4.BB.E5.8B.95

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